海外のSubstackヘビーユーザーは、Substackを「メルマガ」ではなく「個人メディア」として使っている
Substackを始めようと思って、海外の使われ方を調べていました。
最初、私はSubstackを「英語版note」くらいに考えていました。
日本語ではnoteに書く。
英語ではSubstackに書く。
そのくらいの感覚です。
でも、海外の使い方を見ていると、少し違いました。
Substackは、単なるメルマガ配信ツールではありませんでした。
海外のヘビーユーザーは、Substackを個人メディアとして使っていました。
さらに言えば、長文記事、短文投稿、読者コミュニティ、収益化、思考の保管庫が一体になった場所として使っているように見えました。
今日は、その整理を書いておきます。
1. Substackは「メールで届くブログ」ではなかった
Substackというと、まず思い浮かぶのはニュースレターです。
記事を書いたら、読者のメールボックスに届く。
これは大きな特徴です。
でも、海外の使い方を見ていると、それだけではありません。
Substackは、記事を届ける場所であり、読者とつながる場所であり、自分の専門性を積み上げる場所でもあります。
ブログのようでもあり、SNSのようでもあり、オンラインサロンのようでもあり、個人出版社のようでもある。
この複合的な使い方が、Substackの面白さだと感じました。
2. 長文記事が「本体」になる
海外のヘビーユーザーは、まず長文記事を大事にしています。
短い投稿でバズを狙うというより、しっかり読まれる文章を積み上げています。
ニュース解説。
教育実践。
エッセイ。
読書記録。
専門領域の分析。
創作。
ジャンルはさまざまですが、共通しているのは、記事が「資産」として残ることです。
SNSの投稿は流れていきます。
でも、Substackの記事は、あとから読まれる前提で書かれている。
ここが大きな違いです。
私の場合で言えば、AI活用100本ノックや、Playflow Senseiとしての実践記録は、Substackと相性がよさそうです。
その日限りの投稿ではなく、
「日本の小学校教員が、AIとどう付き合いながら授業や校務を変えているのか」
を蓄積していく場所にできるからです。
3. Notesは、Xのような外向きの会話
Substackには、Notesという機能があります。
これは、長文記事とは別に、短い投稿を流せる場所です。
使い方としては、Xに近いです。
ただし、Xのようにただ雑多に流れていくというより、Substack内の読者や書き手に向けた会話の場所という印象です。
海外の書き手は、Notesをこんなふうに使っています。
・記事の一部を引用して紹介する
・最近考えていることを短く書く
・他の書き手の記事を紹介する
・読者に問いかける
・自分の記事への入口を作る
つまり、長文記事が「本体」だとすると、Notesは「会話の入口」です。
いきなり長文記事を読んでもらうのは難しい。
でも、短いメモや問いかけなら読んでもらいやすい。
そこから、記事へ入ってもらう。
この流れがあるのだと思いました。
私が使うなら、Notesにはこんなことを書きたいです。
・今日のAI活用100本ノックの一文
・日本の教室文化についての短い気づき
・授業で考えた問い
・海外の先生に聞いてみたいこと
・note記事やSubstack記事の抜粋
長文を書く前の思考メモとしても使えそうです。
4. Chatは、内側のコミュニティ
Notesが外向きの会話だとすると、Chatは内側の会話です。
SubstackのChatは、購読者とやりとりする場所です。
海外のヘビーユーザーは、記事を書いて終わりではなく、読者との会話を大事にしています。
記事への感想。
追加の質問。
次に扱ってほしいテーマ。
読者同士の交流。
そういうものをChatで育てていく。
これは、単なるコメント欄とは少し違います。
読者と一緒にメディアを育てていく感覚に近いのだと思います。
私の場合、すぐに大きなコミュニティを作る必要はありません。
でも、将来的には、
「AIと教育」
「日本の小学校の実践」
「遊びと学び」
に関心がある海外の先生たちと、ゆるく対話できる場所になったら面白いと思っています。
5. 無料記事で信頼を作り、有料記事で深める
Substackには有料購読の仕組みがあります。
海外の成功している書き手は、ここも上手に使っています。
ただし、最初から全部を有料にしているわけではありません。
無料記事で価値を出す。
読者に、「この人の文章を読み続けたい」と思ってもらう。
その上で、より深い分析、限定記事、コミュニティ、アーカイブなどを有料にする。
この順番が自然に見えました。
私は、いきなり有料化を目指すより、まずは無料で発信を続ける方がよさそうです。
日本の小学校教員として、AI活用や学級経営、授業づくりについて英語で発信する。
その蓄積ができた先に、有料化やコミュニティ化を考えればよい。
今はまず、信頼を作る段階です。
6. Substackは「読者との関係」を育てる場所
海外のヘビーユーザーを見ていて、一番大事だと思ったのはここです。
Substackは、ただ文章を置く場所ではありません。
読者との関係を育てる場所です。
SNSでは、投稿がアルゴリズムに流されます。
でも、Substackでは、読者が自分で購読してくれます。
メールで届く。
アプリで読む。
Notesで見かける。
Chatで会話する。
読者との距離が近い。
だからこそ、書き手の人格や専門性、継続性が大事になります。
一発のバズより、続けて読みたいと思ってもらえること。
ここがSubstackらしさなのだと感じました。
7. 私はSubstackをどう使うか
では、自分はSubstackをどう使うのか。
今のところ、こう考えています。
noteは、日本語の実践記録
noteでは、日本の先生や保護者、教育に関心のある人に向けて書きます。
AI活用100本ノック。
教材づくり。
学級経営。
校務DX。
授業の工夫。
日本の学校現場に近い言葉で書く場所です。
Substackは、海外に向けたPlayflow Senseiの発信
Substackでは、海外の読者に向けて書きます。
ただし、日本語記事をそのまま英訳するだけではありません。
日本の小学校文化を、海外の読者にも伝わるように文脈ごと説明する。
たとえば、
・掃除
・給食
・学級経営
・当番活動
・授業研究
・AI活用
・遊びと学び
こうした日本の教室文化は、海外から見るとかなり特徴的だと思います。
そこにAI活用を重ねて、
「日本の小学校教員が、AIとどう付き合いながら教育を変えているのか」
を発信していきたいです。
8. Playflow Senseiとしての方向性
私は、Substackを単なる英語記事置き場にはしたくありません。
Playflow Senseiとして、play と flow を大事にしたいです。
遊びのように学ぶ。
夢中になる流れをつくる。
子どもも教師も、少し軽やかに動けるようにする。
AIは、そのための道具です。
効率化のためだけではありません。
教師が考える余白を取り戻すため。
子どもの学びをもっと豊かにするため。
日本の教室にある面白さを、海外にも伝えるため。
そのためにSubstackを使っていきたいと思っています。
9. 最初の運用ルール
まずは、無理なく続けるために、こんなルールで始めます。
1. 長文記事は週1本を目標にする
2. Notesは短い気づきを週2〜3回出す
3. 日本語noteの直訳ではなく、海外読者向けに再編集する
4. 児童情報や校務情報は絶対に具体的に出さない
5. AI活用だけでなく、日本の教室文化も伝える
6. 最初から有料化を急がない
7. 読者との対話を大事にする
このくらいなら、続けられそうです。
まとめ
海外のSubstackヘビーユーザーは、Substackを単なるメルマガとして使っていません。
長文記事を本体にし、Notesで会話し、Chatでコミュニティを育て、無料記事で信頼を作り、有料記事で深めていく。
つまり、Substackは「文章を配信する場所」ではなく、自分の専門性と読者との関係を育てる場所なのだと思います。
私も、Substackを英語版noteとしてではなく、Playflow Senseiとしての個人メディアにしていきたいです。
日本の教室文化。
AI活用100本ノック。
遊びと学び。
教師の働き方。
これらを、海外の読者にも伝わる形で書いていく。
そのための場所として、Substackを育てていきます。


